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せっかくいい紙芝居を作ってもらったことを思い出したので、インターネット公開します。
下のエントリーあたりから、少しずつ投稿していきます。 ![]() それはよく晴れた、とても気持ちのいいある日のこと。 りすの子が森できれいなはっぱを見つけました。 りすの子「わあきれいだなあ!すてきなはっぱを見つけちゃった。」 赤から橙色、黄色に緑、そして紫に、はっぱは少しずつ色が変わっていて まるで虹を切り抜いたようでした。 りすの子「これは、僕の宝物にしよう!」 ![]() 太陽にかざすとキラキラと虹色に光るのを、りすの子はうっとりと見上げていました。 そんなりすの子に誰かが声をかけました。 渡り鳥「すてき!にじいろのはっぱなんて初めてみたわ。」 旅の途中の渡り鳥でした。 りすの子「さっき、森で見つけたんだ」 りすの子は得意そうに言いました。 渡り鳥「私にちょうだいな。これから帰る遠い国へ、 おみやげにもって行きたいの。」 りすの子「えーっ。でも、これは僕の宝物だからなあ…」 ![]() 渡り鳥「それなら こうしましょう。 私が歌をプレゼントするわ。私の一等得意なことは歌うことですもの! 隣の隣のそのまた隣、遠く旅してきた国で覚えた歌を、心を込めて歌いましょう。」 ♪渡り鳥の歌♪ りすの子は、すっかり関心して聞いていました。 りすの子「うーん…ぼく、とても幸せな気分になっちゃった… 小鳥さん、すてきな歌をどうもありがとう!」 ![]() りすの子「お礼に、このはっぱをあげるよ。」 渡り鳥「ありがとう、りすさん」 渡り鳥は、にじいろのはっぱをくわえて空高く飛び立ちました。 りすの子「さようなら―。また会おうねえ―。この森に、きっと、また来て、歌ってね―。」 森の中に、ぽつんと一軒の家がありました。 ![]() 不思議に思った渡り鳥が近寄ってみると、日なたぼっこをしていたやぎのおばあさんが、声をかけました。 やぎ「おやおや 小鳥さん、きれいなはっぱを持ってるじゃあないの。」 渡り鳥「すてきでしょう、りすさんにもらったの。私の歌声と交換で」 やぎ「まあ。それは良い事を聞いた!私も交換させてもらいたいねえ。」 やぎのおばあさんは、渡り鳥を言えの中へ招き入れました。 ![]() やぎ「さあさあ、たくさん召し上がれ!」 テーブルにはあたたかいお茶と、クッキーやパイ、プディングやケーキがぎっしり並んでいます。 渡り鳥「これ、みーんなやぎさんの手作りなの?すてき、おかしやさんみたい。」 やぎ「ひとりなのに、つい作りすぎてしまうの。 今日はいい日だわ。お客様とお茶を飲むのは久しぶりよ。」 渡り鳥とやぎのおばあさんは、楽しいお茶の時間を過ごしました。 渡り鳥「もうそろそろ行かなくちゃ…。 やぎさん、ほんとうにごちそうさまでした。 ![]() 渡り鳥「これを受け取ってください。楽しいお茶に招いてくれたお礼です。」 渡り鳥はやぎのおばあさんに、あのにじいろのはっぱを渡しました。 やぎ「ありがたく、いただきますよ。」 渡り鳥「それから―。」 渡り鳥は、にっこり笑って、言いました。 渡り鳥「私は行く先々でやぎさんのお菓子を紹介しますから、これからはお客様が増えるかもしれませんよ。」 やぎ「ありがとう。楽しみだわ。」 渡り鳥「さようなら、やぎさん。またいつか必ず戻ってきますね。」 やぎ「待っていますよ。さようなら。」 やぎのおばあさんはとても満足したき持ちで渡り鳥を見送りました。
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